11 May 2011

検診 病院の変更を決める~後編~

検診 病院の変更を決める~前編~

すったもんだの末、隣のビルへ移動。
書かなくてもお分かりかと思うが、待合室は人でいっぱい。
その割には奥のほうのイスが空いていたので行ってみたら暑かった・・・。
エアコンがの冷気が届いていない・・・。

ここでも40分ほど待たされた。

順番が来て検査結果を渡すと、(おそらく見るポイントがわかっているのだろうが)大して見もせず
(とわたしには映った)、「胎嚢も心拍も確認できたし、問題なしね、じゃあ、次の検診は・・・」。

もう終わりですかい!

そこへドアがノックされ、カルテを持った男の人が入ってきて、
「ちょっとすみません」とカルテを広げ、先生に質問し始めた。

どうやらお母さんが婦人科系の病気らしく診察を受けたのだが、不明な点があったので
確認に来たらしい。10分ほどやりとりが続く。

男の人が去ってから、「ちょっと理解できていなかったみたいでね、だから説明してたのよ」
と先生。別に気にしている風でもない。

そして診察終了~。


帰りのタクシーの中で、病院を変更しようと決めた。

有名な大きい病院で、緊急の場合にも十分対応できる施設だろうし、
日本領事館もおすすめしているぐらいだ。

だから混雑していて、職員も忙しいのだ。

でも、あの混雑振りと職員の余裕の無さには耐えられないと思った。








検診 病院の変更を決める~前編~


血液、尿、超音波検査の結果がすべて出揃ったので、2回目の検診。

予約の電話はいつものごとく大仕事。
またもや夕方にしか予約が取れなかった。

病院へ着くと案の定、待合室は混雑していて、どうやら
まだ検診は始まっていない様子(夕方の4時半なのに)。

支払いとカルテ(患者が受け取って先生に見せる仕組み)を受け取るために
受付へ行くと、そこもすでに付き添いの男性陣でいっぱい。

カルテをくださいとお願いすると、ちょっと探してから他の人の用件を聞いてしまう受付嬢。
ひっきりなしにかかっている電話もとらなければならない受付嬢。

検査結果を先生に見せるだけなので、順番を先にしてくれと交渉する誰かのご主人。

カルテの置いてある棚を見ると、雑然と積み上げられている。区分もないもない。
「ないわー、おかしいわねー」って、当たり前でしょ、それじゃあ。

30分経ち、午後5時。まだカルテは見つからない。
突然受付嬢が、帰宅準備を始めた。

思わず「ちょっと待って、あなた帰るんですか?まだ何も済んでいないのに?」と大声で
聞いてしまった。受付嬢はそんなわたしを完全無視。

「ここは役所か?役人みたいな仕事ぶり!」と去っていく背中に叫んでしまった。


結局、別の先生の診察室から見つかったわたしのカルテ。
そして別の受付嬢が「先生はここにはいません。隣のビルで診察しています」と。

もっと早く言ってよ!カルテもそっちに準備しといてよ!

隣のビルはこの病院のメインの建物なので、更に広くて複雑。
だからなのか、職員らしきおじさんが、「わたしがお連れしますので」とやって来た。

「でも少々お待ちください。もう一人患者さんが来ますので、一緒に」

これ以上待てませんっ。一人で行けますっ。









7 May 2011

超音波検査

おとといできなかった超音波検査を受けに、遠いアポロ病院へ。

土曜日でMPさんが休みだったので、会社の車と運転手さんが
空いていた。MPさんも一緒に来たが、わたしを病院で下ろして、
車のショールームへ。

超音波検査はお医者さんではなく、専門の技師が担当。
部屋も産婦人科とは別の階にある。ちょっと面倒だなと思う。

予約の時間になっても呼ばれない。待ち時間40分。マシなほうかな。

検査室は清潔で整然としていて、すべてがスムーズに進む。
検査技師も手際よく仕事を進めていく(なのにナゼ、待たされる)?

ちゃんと心臓は動いているのだろうか、正常な妊娠なのだろうかと
ドキドキしていたら、「問題ないですね、胎嚢も確認できましたよ、これね。それから」
と言って、心拍の音を聞かせてくれた。

おおーすごい。
ドッドッドッって聞こえるよー。
生きてるのねー。

かなり感動。


検査技師「どなたかお連れの方がいれば、部屋に呼びますけど」


どっかその辺で新車見てます・・・。

6 May 2011

妊婦が食べてはいけないもの@インド

インドで、妊娠中に食べてはいけないと言われているもの:

●パパイヤ・パイナップル(流産を引き起こす)
●マンゴー(体を冷やす・熱くさせる、両方の説を聞いた)
●「とても」辛いもの(インド人の言う「とても辛い」ってどの程度?)


お酒とカフェインについては誰も何も言わない。





誕生日はピザで

わたしの誕生日。

病院通いと検査で疲れているので、出かけたくないです。つわりもあるし。
ケーキは全く欲していません。いりません。

食べたいものって何?

ピザ!!ジャンクフード万歳!!


会社帰りのMPさんが買ってきたピザ、二切れ食べたら
もうお腹いっぱいになってしまった。

小さいチョコケーキもあったので食べてみたが、味がよくわからなかった。

5 May 2011

血液&尿検査


昨日受けたかった検査を受けに、また遠いアポロ病院へ。

あまり待たされずに順番がきて採血。
アポロの採血の担当者は上手だった。

次に尿検査。
すぐ近くにあるお手洗いは工事中(の貼紙があったが中で作業している様子はゼロ)。
上の階へと言われて行ってみると、列が(みんな容器片手にね)
個室はたったの2つ、しかも狭いお手洗い。尿を採るので時間が
かかるらしく(お年寄りも多かったし)、なかなか個室が空かない。
20分は待ったと思う。

最後に超音波検査。これで胎嚢と心拍が確認できればひとまず安心。
(そういえば、初診のときに心拍の確認がなかったな・・・。)
予約しないで大丈夫と言われたので尿採取の後、指定された階に行ってみると、
「え?予約しないと受けられませんよ」とあっさり言われる。

また出直さなきゃいけないのー?

一番早くて2日後に予約が取れるというのでお願いした。




4 May 2011

初検診

チェンナイへ越してきて1週間後、病院へ行くことにした。
正常に妊娠しているのか、胎児はちゃんと生きているのか、
なんせ初めての経験なので不安だらけ。

つわりのせいでネット検索ができないし、新しい土地で情報も少ない。
とにかくインドで有名な大きい病院へ行こうと決めた。それはアポロ病院(Apollo Hospitals)
インド全土に広がる大総合病院。海外からの医療ツアーも受け入れている。

まず、電話で予約。これが大仕事。

電話が常に話し中 → 通じたと思ったらたらい回し → 勝手に電話が切れる

これを何度も繰り返し(怒)、やっと繋がる。

どのお医者さんでもいいので、明日か明後日診てくれる方を希望。
明後日の午後4時に来てくれとのこと。


行ってみてびっくり。
人、人、人。外にも中にも人、人、人。


7年近いインド生活で、実はインドの病院にお世話になったことがない健康優良児のわたし
(歯科医院には2度ほど行った)。唯一、仕事で1日だけデリーに近いグルガオンの
アポロ病院へ出向いたことがあったが、あの時は病院内で一番高い特別室しか見ていなかった。あそこは静かで整然としていたけどなぁ・・・。

チェンナイのアポロ病院はセキュリティーが厳しく、建物に入る前に写真付身分証明書の
提示を求められた(2回目からは患者用の身分証明書を見せる)。

初診なのでまずは登録作業をするのだが、建物が大きい上に2棟もあり間違ったほうへ
行ってしまった。するとすぐに職員がきて、隣の建物に誘導してくれた。

必要事項を書いて、提出。登録料200ルピー(約400円)。

産婦人科の階へ行くと、待合室には人がいっぱい。
でも、これはなぜだかわかる。

みな、家族と来ているから。

インド人は、それが歯科であろうと健康診断であろうと、病院には家族が必ず付き添う。
付添い人が配偶者だったり、義理の両親だったり、はたまた両親+兄弟だったり。

一人で来ている人間なんて、わたししかいない。

産婦人科の受付であらためて診察料の支払い、400ルピー(約800円)。
インドの病院では、まず支払いをしてから診察するのが主流。

40分ほど待ってやっと名前を呼ばれた。
先生は女医で、穏やかそうな雰囲気。
あらかじめ記入しておいた問診表を見ながら、補足の質問を色々とされる。

そして内診。

その後、薬(葉酸、ビタミン、つわりの吐き気止め)の処方箋をもらい、尿検査や血液検査、超音波検査を受けるよう指示され検診終了。

血液検査などの支払いを別の受け付けカウンターで行う。
ここもまた人でいっぱい、しかも全員男性。例えば妊婦さんは自ら動くことはなく、
旦那さんが支払いに並んで検査の部屋を聞いて、妻を連れて行くというわけ。

血液検査はエイズ/HIV検査等5項目にわたり、尿検査は2項目。
しめて4,590ルピー(約9000円)。高くてびっくり。

超音波検査はまた別の受付へ行かされ支払い。760ルピー(約1500円)。

血液検査と尿検査は今日できると言われたのだが、人が多くて待たされそうなのと、
すでに外が暗くなっていたので翌日また来ることにした。

玄関近くの薬局で処方された薬を購入。値段は確か3種類で600ルピーほどだったかな。
帰宅して電話でデリーのMP母に説明したら、葉酸以外の薬は飲む必要なし!と言われた。


今日の医者の一言:
「以前、日本領事館から紹介され来た日本人の妊婦さんを診たけど、
常に小さいパソコンを見ながらの会話で大変だったのよー」
(小さいパソコン=電子辞書かな。個人情報しゃべっていいんですか、先生)